火傷の痕が黒ずみになってしまった場合はもう治らない?

火傷の痕が黒ずみになってしまった場合はもう治らない?

料理中などに油がはねて手に火傷を負ってしまった…。

道端で転んで膝をすりむいてしまった…。

虫に刺されて皮膚をかきむしってしまった…。

そんな経験は誰もが一度はしたことがあるでしょう。

そういった日常生活の中でできた「ちょっとした火傷あと」はどのようにケアしたらいいのでしょうか。

火傷をしたらアロエを塗れば治る」とよく聞きます。

しかし、それって本当でしょうか。

アロエを切ると出てくる白いプルプルした葉肉に火傷を治す効果があるとか…。

痛みを抑え、皮膚の新陳代謝を促し、さらには炎症を抑えるなどの作用があると言われてるんです。

民間療法として古くから行われてきたものです。

火傷の治療法として検証された医学的研究があるわけではないのです。

反対に、葉に付着した雑菌が直接傷口に触れることになります。

それによって感染を引き起こす可能性があります。

ですから、アロエを塗ればやけどが治るとは言えないのです。

本題ですが、黒ずみの原因の一つになっているのが、炎症による色素沈着です。

脇の黒ずみの場合でしたら、ムダ毛処理による炎症が原因のものも少なくないのです。

カミソリや毛抜きでムダ毛処理を行ったとします。

すると皮膚に傷がついて炎症が起こります。

これを放っておくと黒ずみの原因になるのです。

傷あとをいじっていると「かさぶた」を剥がしてしまったとします。

かさぶたを剥がしてしますと傷あとが残りやすくなるのです。

これは、本当のことです。

かさぶたの下にある傷は、治りきっていない弱い状態です。

無理に剥がすことで、細菌の侵入を許すことになるからです。

剥がしたかさぶたの後、さらにかさぶたができるということを繰り返しているうちに傷が深くなってくるのです。

さらに傷口が広くなっていきます。

かさぶたを無理やり剥がすことはやめましょう。

ムダ毛処理の炎症を放置していると、色素が沈着してそれが黒ずみになるのです。

炎症が起こったら…さらに起こる前に軟膏を塗ることで脇の黒ずみを予防することはできるでしょう。

それでも、実際の黒ずみを消す効果はありません。

黒くなってから慌てて軟膏やクリームなどを塗ることがないように日頃からのケアを心がけましょう。

そして、塗りすぎには注意です。何事もほどほどが大事なのです。

火傷後の肌ケア

火傷をして「水ぶくれ」ができてしまったら

水ぶくれの中の液体(リンパ液)は、火傷が治るために必要なタンパク質や細胞、成長因子が含まれているのです。

水ぶくれをつぶしてしまうとそういった物質を喪失するだけでありません。

細菌にも感染しやすくなるのです。

ですから、水ぶくれは潰さないようにしましょう。

初期治療を行っても痛みに改善がみられない場合

早めに医療機関を受診するようにしましょう。

ピーリングが良いってほんと?

火傷あとは、「ピーリング」がよいと聞いたことがあります

これは本当でしょうか。

「ピーリング」は、皮膚の層をはがし取り、新陳代謝を促進するものです。

ケミカルピーリングやレーザー、ダイヤモンド粒子の力で物理的にピーリングする方法もあります。

高濃度の薬品を使用するピーリングは病院でしか行えません。

傷あとの色素沈着にピーリングを行うことがあります。

それは自分自身で行えるものではありません。

興味のある人は皮膚科や美容外科に相談するようにしましょう。

ひどい場合は病院を受診

火傷あとを残さないよう、初期治療を適切に行うことが大切です。

すでにできてしまったものに対して病院は、大きさや部位、さらには周囲の皮膚に余裕があるかなどを総合的に判断して治療法が決まるのです。

「傷あと」や「火傷あと」は、状態によっては引き攣れを起こします。

見た目だけでなく動かしづらさなどを引き起こすこともあります。

ですから、早めに外科や皮膚科、形成外科に相談するようにしましょう。

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